価値観が揺さぶられた本

当たり前、当然と疑いもしなかった常識と思っていたことがそうじゃないのかもしれないと価値観を揺さぶられた本をジャンル別にご紹介します。

  • ①働き方・生き方
  • ②ブランディング
  • ③お金・幸福論

①働き方・生き方

「ない仕事」の作り方|みうらじゅん

新聞の広告欄で見つけた時にビビッ!と来て年末の帰省のお供にしようと決めました。目玉が飛び出したカエルのイメージしかなかったので「マイブーム」も「ゆるキャラ」も生みの親はみうらじゅんさんだったということに、ただただびっくり(帯にも書いてありますね)。

「ない仕事」っていわれてもイメージしにくいと思うのですが、125ページにすごく分かりやすく書いてありました。要するに「ない仕事」とは、依頼もないのに勝手にやった仕事のことなのです。

ビビッ!と来た理由は「ない仕事」というフレーズから僕の泡盛マイスターとしての活動を連想したからですが、イメージしていたものとバッチリ合ってました。誰に頼まれたわけでもないのに泡盛の楽しさを伝えようという、このブログが正に「ない仕事」。仕事になってはじめて「ない仕事」として成立するので、今は「ない仕事」の種ぐらいかもしれませんが。

全くお金になっていない泡盛ブログも単なる遊びではなく、「ない仕事」を育てている過程と思えば気も楽になりますね。本業(司法書士・行政書士)よりもある意味一所懸命やっているので、やっぱり肩身が狭い時もあるので(苦笑)

さて僕的に「ない仕事」の種にあたる泡盛ブログですが、今年は1日も休まずに書きました(振り返るとしょうもない記事もゴロゴロありますが、それはそれ)。ブログ自体は丸5年になりますがテーマを増やしたり減らしたり紆余曲折を経て泡盛オンリーのこのスタイルに決めたからこそできたこと。来年も「ない仕事」を楽しみたいと思います!(2015年12月31日)

仕事ができる人はなぜワインにはまるのか

泡盛じゃなくてワインだから買うかどうか一瞬考えましたが、内容によってはワインに乗り換えようと思って買いました。冗談です(笑)

ワインはごくたまに飲む程度で「ボジョレー・ヌーボー」じゃなくて、「ボージョレ・ヌーボー」だと知ったのはごく最近だといえばおのずとどの程度か分かりましょうか。まあ、理由さえ分かってしまえば泡盛に応用して「仕事ができるようになりたいばっかりに、少々飲み過ぎてしまった」とかなんとか、朝方トイレを汚して相方から叱られた時の言い訳に使えないかと。

この本によるとワインの魅力とは「奥深い」「未知」「ミステリアス」なお酒ということです。とにかく種類が多く、ブドウの品種(主要品目だけで約100種類だとか)の多さに加えて世界中に産地が広がっている。フランスを例にあげると、公認された原産地の数が約400もあるらしい。加えて熟成による変化もある。

ワインとは「これでわかった」ということがない世界で、そこが知的好奇心の旺盛な出来るビジネスマンがハマってしまう理由なんだそう。中でもできるビジネスマンが好むのはブルゴーニュらしい。

話がそれますが、僕が泡盛に興味を持ったのは、泡盛と名乗っていいのは

  • 原料はお米を使うこと
  • 黒麹菌を使うこと
  • 全麹仕込みにすること
  • 単式蒸留機で蒸留すること

といった決まり事の中で造られているのに、なぜこんなにも色々な味ができてしまうのかという所に面白さを感じてしまったからです。原料の大部分を占めるタイ米は一括購入しているようですし黒麹菌や酵母の種類も限られるので、ワインの魅力とは方向性が違うのかもしれません。

ちなみに、この本でいうできるビジネスマンというのは、孫社長、三木谷社長といった超一流クラスのことで、仕事が早いとか、営業成績がいいとかというレベルの話ではないようです。それからできるビジネスマンほど深酒はしないそうです。そりゃそうですよねといい勉強になりました。(2013年7月19日)

平田牧場「三元豚」の奇跡

空港、学校、美術館、高速道路。地元への恩返しをモチベーションに4つの夢を実現させた人が地元山形にいたなんて。地元になにか1つでも僕も貢献できるかな?と考えながら読みました。いまは何も思いつきません。

小山薫堂|幸せの仕事術

ラクしてうまくいく生き方

最強の働き方|佐藤優

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方|伊藤洋志

ナリワイである。仕事ではないし、当然シノギとも違う。タイトルに惹かれて手に取りました。

うーん・・・。ナリワイとは何なのか?

  • やると自分の生活が充実する
  • 提供する人、される人が仲良くなれる
  • 自分自身が熱望するものをつくる etc

ナリワイ10か条なるものがまとめられていましたが、個人的にはこちらの方がしっくりきました。

喩えて言うなら、森の人のような生活だ。普段は森の近くで静かに暮らし、果樹を植えたり、山に芝刈りに行き、ついでにキノコが採れる場所を把握しておいたり、・・・(中略)・・・たまに都会に出て行って、山の幸を提供して一稼ぎしてくる。イメージとしては、そんな感じだろうか。

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方

余計分かりにくいって?苦笑

ナリワイがどんなものかどうしても気になるという方は本を買って読んでください。自分が出来るかどうかはともかく、ナリワイをつくるというかこの本に書かれている働き方に共感しました。ただし、今の自分だからという限定が付きます。

大学生の頃、就職活動をしていた頃、社会人として働き始めた頃、そして会社を辞めて司法書士を目指した頃、今までの人生のどのタイミングでこの本と出合ったとしてもその時は共感できなかったと思います。言葉を選ばずに言うと、共感どころかこの本に書かれているような生き方が許されるの?やっていけるの?って感じていたと思います。

そういう意味では、ここ3年ぐらいで僕も急に視野が広くなったのかもしれません。サラリーマンから個人事業主になれば誰でも分かるって?

さて、ナリワイを理解するキーワードとして、「自分のほしい物を、なるべくお金を使わず工夫して作ったりする」「どれだけ自分の生活に必要なものを自分で賄えるか」ということも書いてあったので、僕的なナリワイのアイディアとなると「泡盛を自分で造る!?」というアイディアが浮かんだのですが・・・しかし密造酒は御法度。お上が許してはくださらねぇ。

というわけで僕のはじめてのナリワイのアイディアは一瞬で泡と消えたのでした(笑)。ま、造ったところで全部自分で消費してたらナリワイにはならないんでしょうが。(2012年10月31日)

嫌われる勇気

②ブランディング

「3つのF」が価値になる!

「つながり」で売る!7つの法則

35歳の教科書

幸せになるための正解はなくなったらしい|35歳の教科書レビュー

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45歳の教科書

挫折と試行錯誤の10年間を自己採点してみた|45歳の教科書のレビュー

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新世界

一般人が信用経済で生きていくには?|新世界のレビュー

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バカとつき合うな

こういうバカにはなりたくない|バカとつき合うなのレビュー

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超一流の二流をめざせ|長倉 顕太

ビジネス・フォー・パンクス

オリジナル泡盛を作るときに読んだ本を引っ張り出して来ました。 著者が自分の「好き」を単純に「クラフトビール」という具体的なモノで定義していたら、今日のブリュードッグの成功はなかっただろう。という解説の一文が今回は刺さりました。 いつまでも泡盛を泡盛のままにしてちゃダメってことか。

黒霧島物語

よなよなエールがお世話になります

スーさんのガリガリ君ヒット術

③お金・幸福論

お金2.0|佐藤 航陽

少し前にかかってきたこんな電話。

リースしているビジネスフォンの保障期間が終わるので修理の対応が・・・云々。再リースを何度も繰り返しているのでまあしょうがないよなと思い「壊れてももう修理する部品がないということですね?」と話をまとめて切ろうとしたら、「ないというわけではなくある分だけでの修理になります。」

と歯切れが悪い上に最後は新しいビジネスフォンの提案に伺いたいと言い出した。本当の目的はそっちかー!って感じ。気持ちはよくわかりますけどね。

事務所の電話機なんてそうそう壊れないんですよね。新しい機能もいらないし。なんなら携帯で十分な感じ。壊れる気配がない。そんなことを言っていると壊れそうで嫌なんですけど(笑)

再リースになるとびっくりするくらい安くなるし、そもそも性能が普通に良いので今よりも性能の良い機種なんて必要としていないし。新しい電話機にする理由なんてまったく見当たらない。

以前は、ユーザーが勝手にというかうまい具合に乗せられてモデルチェンジとあわせて買い替えが起こっていたけど、今は新商品というだけでは購入に対するインセンティブは働かない。電話機に限らず電化製品を定期的に買い換えてもらうビジネスは今の時代には難しいですよね。

賞味期限があと数日に迫ったビールを飲みながら思ったのはそんなことでした。

賞味期限のない腐らない泡盛も考えものかもしれませんね。寝かせた方が美味しくなると言われたら、美味しいうちに早めに飲んでしまおうという気にはならないので、定期的に買い換えが生まれるようなビジネスモデルは素晴らしいなと思います。

お金2.0に出てきた使わなければどんどん価値が目減りしてくお金の話を思い出して、みんなが貯めようとするよりも新鮮なうちに使おうと思うお金というのはなんとも可能性のあると思います。あんまり長持ちするのも考えものです。