人間の出番は圧倒的に減っている|銀行から見えてきたこと。

常識を疑え

一戸建てを購入されたお客様のお取引の立会いで某銀行に行ったときのことです。わかる人にはわかると思いますがあくまでも某銀行です(^^)

振込伝票や出金伝票やらをいつものお取引のように準備していたのに、住宅ローンの担当者が突然こんなことを言うんです。

  • 「今日はタブレットで振込手続きをするので伝票は要りません。振込手数料も半額になります」

せっかく伝票書いたとこなのに~という空気が一瞬その場に流れたのですが(苦笑)、手数料が安くなるならと関係者全員がその案に乗っかることになりました。

ただし、気になることが2点。

売主さんの会社は売買代金の着金を確認しない代わりに、その振込伝票のコピーを会社に持って帰ることにしているそうなので、振込み伝票の代わりになるものがあるのか?なければ、今回は着金確認をするのか?

結局、今回ははじめてのことなので着金確認をすることになりました。

それと振込手続きの最終画面を銀行がスクリーンショットを取ってくれるというので、印刷したものを念のため受け取るということで取引を進めることになりました。

ちなみに、そのタブレットで操作している画面というのが、僕がいつも使っているネットバンキングの画面とどう見ても一緒なんです。

聞けば特別な振込み手続きというわけじゃなくて単に銀行のタブレットでネットバンキングにログインして振込手続きをしていたというわけ。

買主さんがネットバンキングを使い慣れてなかったこともあったし、銀行の担当者が振込画面のスクリーンショットを撮りに行っている間に時間切れになって、もう一度ログインしなくちゃいけなくなったりと。

全然スムーズにいかなくて、その場にいた全員が「もう紙の伝票でええやん!」みたいな空気になりなったんですけど(苦笑)・・・

結果的には、売主さんの着金確認までやっても伝票でやるよりも早かったんじゃないのっていう良い雰囲気で無事に終われたのでした。

めでたし、めでたし。

ちなみにその場に居た7人中、このやり方を経験したことがあったのはお1人だけだったので、まだまだ珍しいケースなんだと思いますがこれからは増えてくるんでしょうね。

みんながこのやり方に慣れれば、人間が紙の伝票を処理するよりも圧倒的にネットバンキングでやる方が早いなってことを感じました。

銀行の窓口が込んでる日は死ぬほど待たないといけませんからね。。

ネットバンキングといえば、びっくりしたのがスルガ銀行の不正融資の問題に端を発した預金残高の偽造に関連するこのニュースです。

紙のコピーで確認するのはチェックとして弱いということで、銀行担当者の目の前でネットバンキングの画面にログインして預金残高の確認をしていたそうですが、偽のネットバンキングの画面を作っていた不動産業者がいるというのがなんとも凄いなぁと。

融資を申し込んでいる銀行じゃなくて他の銀行の口座でしょうから、パッと見にそれらしい画面だったらそれ以上確認できないんでしょうけど・・・

そもそも他の銀行に預金があれば問題なく融資できるのか?って思っちゃいますけど。

自分の銀行に定期預金してもらうくらいしないと実際問題安心できないような気がしますけどね。

結局は↓こんな時代だから銀行もできるだけ貸したい事情があるんでしょう。そういった弱みにつけ込まれているような気もします。
地銀の本業利益、半分が赤字|日本経済新聞

融資担当者(人間)が目視で確認しても偽物のホームページだって見抜けないってことは、もっと違う方法で確認しないとダメだってことですよね。そうなるとますます人間の出番は減っていくんだろうと思います。

不動産取引の振込みにネツトバンキングを使うことが主流になれば、そのシステムと法務局の不動産登記のオンラインシステムを連動させたりなんかすると・・・

司法書士の出番もなくなりそうですね(苦笑)

こんな時代なのに

某金融機関の定期預金を解約しようとしたら「口座のある支店でしかできません」って言われて、えーってなりました。

ちなみに「本店でもできません」だって。後見開始の届出するわけじゃないんですけど。。

状況の変化に対応できない生物から絶滅していくと聞いたことがあります。

過去の常識、今は非常識

この位の危機感をもって柔軟に物事を考えていかないと、生き残れない気がしてきました。

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